2012年3月30日金曜日

ご支援ありがとうございます!

復興支援ネットワーク様より 1,010,000円、高知県・メリーガーデン様より 15,000円のお振り込みをいただきました!

2012年3月29日木曜日

大槌町コミュニティーガーデン整備事業他

昨年から取り組んでいる大槌町のコミュニティーガーデンで、遠野まごころネットさんと設計者の野田坂先生のご指導を受けながら、住民の方、愛知からのボランティアの方と植樹などの整備を行いました。

凍っている土を頑張って掘って、木を植えました。
植える前に水を入れ、植えた後にもたっぷりと・・・とご指導いただきました。
予定していた草花の植え込みは、まだ現地が寒いため後日に。

引き続き住民の方と整備をしていく予定です。
球根達も元気に育っていました。



日比谷花壇さんからの5for5のスイセン。今年は寒いのであと一歩です。
45号線ローソン、マストの前の花壇の球根は元気に育っていました!




大槌林間のチューリップ
 営業を再開したマスト、ホーマックなどが集まる信号の周りは球根を植えた頃からは想像のできな復旧した姿に。
しかし、その他の何も変わってない場所との差がありすぎでした。





コスモス公園
果樹の支援の要請のあった釜石町甲子の「こすもす公園」の藤井さん、畠山さんと打ち合わせ。

遠野まごころねっとさんの大槌ハーブの里の指導していただく地元のガーデナー佐々木さんのガーデンを訪ねました。

佐々木さんのガーデンのスイセン
佐々木さんは石の図書館を自作していて大忙しでした。
セーブ岩手さんなどたくさんの人達が手伝いに来てくれているそうです。
こちらのロックガーデンに咲いているスイセンを発見。石の温かさでいいつも早く咲くそうです。

4月に石の図書館をオープンする予定で大槌のみなさんの憩いの場となることでしょう。


・今回の支援にご協力いただいた方
遠野まごころネット、伊勢崎克彦、野田伸也、小島よし子、吉川三枝子
・大槌コミュニティーガーデンには
財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
の助成を受け実施することとなりました。
by吉川

2012年3月23日金曜日

桜を見上げよう Sakura project

昨年9月15日に開催された「花と緑の復興支援交流会inいわて」で講演をしていただいたプラントハンター西畠さんの「47県から桜の枝を集めて、一気に咲かせる」という壮大なプロジェクトに協力しました。


吉田さん、鈴木先生、西畠さん

 

桜が伐り出される




一本松を背景に


西畠さんは、昨年の12月18日、再び陸前高田の一本松と高田のみんなに会いに岩手に来ました。育種家である吉池さんとリンドウやバラのお話をし、高田松原を守る会の小山さん、フラワーロードの鈴木先生、お花畑の吉田さんと再会しました。


その後、47都道府県から桜の枝を集めて3月に復興を願い、咲かせるプロジェクトのお話をいただき、小山さんにご協力いただけることになりました。


会場の様子
2月17日、北海道から南下して陸前高田へ、高田の街を見下ろす、小高い場所にある桜の枝を切りに来ました。大きなトラックに各地で切ってきた、たくさんの想いのこもった桜を積んで、また南下して行きました。
持って帰った桜は蕾の様子を観察しながら、3月のイベントに向けて咲かせる。本当にプロの技です。

岩手の桜を指さす西畠さん
そして3月22日、有楽町ルミネのイベントスペースに桜は咲きました。
 桜の下にたくさんの人々が集っています。
「花の奇跡は、人の力で」
沖縄と北海道のサクラが隣り合わせに咲いています。
会場の中では、特に東北の桜を探す声がたくさん聴かれました。
このイベントは、3月25日までです。 お近くの方は是非、桜に会いに行ってみてください。
by吉川

2012年3月20日火曜日

3月19日 陸前高田市花壇種まき


広大な花壇ができます
BISESガーデンチャリティー3.11主催による、種まきに参加しました。
当日は日差しはあるものの、強風と低温で体感温度は真冬並みの寒さ!そんな中、花苗植栽と芝生の種まきが行われました。

参加したのは、米崎小学校の児童と校長はじめ教職員、保護者、近隣の方々など地元住民、そこに二宮隊長率いる長野県飯田の「わんぱく冒険隊」のメンバー達、&ボランティアに来ていてスカウトされたという若者たち、希望の花いわてからは吉川、小島、藤村、畠山が参加…という構成で総勢70余名でした。
作業は午前10時からスタート!

ここは、BISESのガーデンチャリティーで「花咲く野原づくり大プロジェクト」として、かねてより活動が行われている場所です。
この日は、BISESの副編集長である倉重香里さんも現地に入りました。

植採用に準備された花苗は埼玉県鴻巣市の吉田園芸さんから、芝生の種ははるばる北海道から「ブレインズ種蒔く私たち」代表の内倉真裕美さんがトランクいっぱいに詰めて持参くださいました。その種の重量は、20キロ!
花苗植栽の後、一旦昼食休憩を取って、再び作業に入りました。

追出町小から本の贈呈も
寒くても、みんな元気!

午後は、花壇周りにハナモモやレンギョウといった花木の植え付けやミックスシードの種まきなどが行われました。
芝生の種がまかれあとには、皆で並んで足踏みで圧着作業です。

並んで~踏み踏み
楽しそうです

種をまく二宮さんと吉田さん
吉田さんの背後には踏み踏み部隊

午後3時過ぎ、ビニールハウス内で今後の予定などを話し合いました。今後も多くの方が参加できるような企画を検討中…というところで、いずれこのブログでもお知らせできるかと思います。お楽しみに!

花苗植え替え中


絆花壇のビオラも復活!

作業の方も一段落というところで、仮設にお餅を配りに出かけた方々が抜けてしまいましたが、残っていたメンバーで記念撮影です。

この後、国道45号線沿いのメモリアルロード(旧フラワーロード)花壇の様子を確認して、帰路につきました。
 帰りの高速で猛吹雪に見舞われて冷や汗をかく…といったオマケつきでしたが、無事に帰宅できホット一息です。
by畠山

2012年3月10日土曜日

ジャクリーンさんからのメール

「高田松原メモリアルロード」のイベントの際にお世話になった、ジャクリーンさんからメールをいただきましたので、和訳を掲載します。

*************************************************************************************
ここ数日あなた方のこといろいろ、思い出していました。
津波から1年。日曜日はあなた方にとって、重要な日となるでしょう。
私は多くの花であなた方が勇気づけられると願ってます。
時々あそこでの事を暖かな気持ちで思い出し、また尋ねたいと思っています。             
ジャクリーン
*************************************************************************************

2012年3月9日金曜日

3月8日 鹿児島県スプレー菊研究会様からの切り花支援

鹿児島県スプレー菊研究会の事務局の下園様から、3月11日に向け、生産者の皆様から切り花のご支援のお話をいただきました。
大船渡のサポートメンバー、藤原喜久江さんを通じて、大船渡末崎地区の仮設住宅へお届けすることになりました。

3月7日に盛岡生花市場さんへメッセージと共に届いたお花は当初の予定の25箱をはるかに超える40箱になりました。
翌日の朝まで生花市場さんに保管をお願いしました。
現地への配達はNPO法人いわて連携復興センターの中野さんのご紹介で、SAVE IWATEさんに運んでいただけることなりました。

3月8日9時30分に待ち合わせ、SAVE IWATE小笠原さんの運転するトラックとサポートメンバー関谷さんの車に積み込み現地待ち合わせで出発しました。

末崎中学校の大田仮設住宅の集会場で山本ミヨさんや佐々木和子さん達現地の支援員の皆さん(仮設住宅に住んでいらっしゃる方が支援として活躍なさっています)とサポートメンバー地元の藤原さん、古内電機の佐々木さん、遠藤恵理子さん、陸前高田の吉田正子さんとお友達2名、吉川、関谷さんと運転手の小笠原さん総出で仕分け作業を行いました。

女性陣は中で1件分をまとめ新聞紙で包装。各地区の仮設住宅分が出来ると男性陣が配達しました。途中お茶をいただいたりと花いっぱいに囲まれて皆さん楽しそうに作業を行いました。

お届けした仮設住宅は
大田仮設団地 134世帯
平林仮設団地 70世帯
山岸仮設団地 58世帯
小中井仮設団地 27世帯
大豆沢仮設団地 24世帯
陸前高田 佐野仮設住宅 40世帯

いただいたメッセージの足りない分も現地の方がコピーをして全員に届けました。
また、お手伝いいただいた藤原さん、吉田正子さん、遠藤恵理子さんを通じて、在宅の被災者の皆様へお届けしました。また、手書きのメッセージは集会場の掲示板に掲示していただくことになりました。

仮設にお住いの方から「お花はありがたい」。また学校から帰ってき小学生の女の子は「私お花大好きななの!」と、たくさんの方から声をかけていただき、本当に喜んでいただきました。

末崎地区にはお花好きな方も多く、津波の被害を受けた公園や自宅の後などにお花を植えたいとの声もありました。これからもなにか皆さんの復興のお役に立つことがあればと思いました。

藤原喜久江さんはフラワーアレンジメントの先生&ハンギングバスケットマスターの仲間で1階部分が浸水し被災されました。
これからも末崎地域の花と緑の復興を担ってくれると思います。

ご支援をいただきました鹿児島県スプレー菊研究会の皆様ありがとうございました。また、ご協力をいただきました皆様ありがとうございます。

帰りにはフラワーロードも見てきました。遅かったので写真は今一つよく撮れませんでしたが、先週よりも芽がたくさん出てきて、ビオラも花が復活しはじめました。春はもうすぐです。
by吉川

2012年3月8日木曜日

リーフレットができました!

これまで、イベントのチラシはありましたが、プロジェクト自体のチラシを作成しておりませんでした。
震災から間もなく一年、思いも新たにようやくのリーフレット作成です。
素人ゆえ、「あー、ちょっと色違うなー」とか「下が切れちゃった(T.T)」とかありますが、そこは何卒ご容赦を…。

by畠山

2012年3月7日水曜日

陸前高田現地視察

フラワーロードの植え替えの計画のため、陸前高田へ現地視察に行ってきました。
東京から花いっぱいキャンペーン運営事務局の牧野ふみよさんと花巻で合流し、吉田正子さんの花壇の育苗用の土15袋を積み込み現地へ向かいました。
途中、フラワーロードへビオラの苗を協力していただいた、陸前高田の村上さんのハウスも訪ねました。

鈴木先生を迎えに行き、大船渡の国土交通省の事務所へ一緒に行っていただきまし
た。担当者のお話によると45号線に今の規模で植え替えをすることは問題ないという事でした。
折角、植えてもすぐに道路の計画が・・・となっては困るので確認に来たのですが、ほっとした反面、まだまだ復興には時間がかかるのだと感じました。

 帰りに世界の椿館を見学し一足早い春を感じてきました。
http://www13.ocn.ne.jp/~goishi/
震災時にはガラスか壊れて大変だったそうですが、花達はいつものように咲いてくれているそうです。見頃は4月半ばまで、お近くに行った際にはぜひ訪れてみてください。

帰りに吉田正子さんの花壇に寄り、土を下しました。
NHKの「朝イチ」の取材の方がいらしていて、9日に放送なそうなので是非見てくださいね。

フラワーロードの花達は、今年は寒さが厳しいので、勢いを吹き返すのにもう少しです。
でも鈴木先生が市民花壇のところに芽が出てきた球根が横から見ると緑の層になるの
を見てうれしそうに話しかけてくれました。
スイセンも前に来た時より、どんどん芽が出てきていて、すこしづつですが春が近い
ことを感じさせてくれます。
ビオラは寒さで縮こまってるけど
みんな生きてますよ~!

もうすぐ震災から1年。
私達のグループはとても小さな力しかありませんが、今年も花と緑の力を信じて活動を続けていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

by吉川