支援のお願い

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2015年4月25日土曜日

沿岸現地視察

大船渡保育園
4月23日(木)、沿岸被災地において現地視察を行いました。
前日22日の夜に大船渡入りし、「グリーンアドバイザーによる花いっぱいキャンペーン」でいつもお世話になっている前田さん、小杉さん、そしてGreen Worksの面々と合流。大船渡在住のメンバー村上さん、新沼さんも参加して夕食をとりながら事前打ち合わせを行いました。
翌朝8時15分に出発、東京組の一番目の訪問先は大船渡病院でしたが、私たちはちょっと寄り道して大船渡保育園へ。昨年の秋に植えた球根とビオラはキレイに開花していました!
大船渡病院
末崎中学校
つい保育園で長居をしてしまいましたが、その後花苗や球根支援をしてきた大船渡病院の中庭、末崎の保育園、中学校、「世界のつばき館碁石」と、開花状況の確認と様子伺いに周りました。いずれも、しっかりと花の管理をされていて、とてもよい状態でした。

陸前高田フラワーロードで、次なる目的地を目指す東京組とは後ろ髪引かれつつお別れ。
この日は鈴木先生はご不在で会えませんでしたが、森の前花壇の佐藤さんが花壇を耕しに来ていました。
BRT奇跡の一本松駅
フラワーロード
ジャクリーン花壇

ジャクリーン花壇も、震災翌年の春を彷彿とさせる美しさでした。旧キャピタルホテルが跡形もなくなり、花植えの際に皆が集った駐車スペースもすっかり狭くなってしまいました。以前のようにゆっくりと楽しむことができなくなったのが残念です。




吉田さんの花っこ畑
 吉田正子さんの花壇では、植物たちも根が張って馴染んできていたところでしたが、 コンビニが移転してくるために「希望の庭」の植物たちの引越し作業に追われていました。






平田地区のスイセン
陸前高田を後にし、釜石市平田地区の仮設に立ち寄りました。
ここは震災の年の秋に、スイセンプロジェクトとテレビ岩手とのコラボでスイセンの球根を植えた場所です。
瓦礫が多くて植えるのに苦労しましたが、今年もキレイに咲いてくれました。
次は大槌に入り、ローソン前花壇、小槌のコミュニティガーデン、波板の花壇へ。
こちらもチューリップやパンジー、ビオラが活き活きと咲いていました。
大槌ローソン前花壇
大槌町小槌コミュニティガーデン
日が傾き始めた頃に、ベルガーディア鯨山に到着。ここもサクラは終わってしまっていましたが、代わりにジューンベリーが優しい花を咲かせていました。
ベルガーディア鯨山
風の電話
お暇する頃には夕闇が迫り、タイムアップ!車中、今後の打ち合わせを行いつつ帰路につきました。
現地では仮設から復興支援住宅に移る方も増え、新たな課題も見えてきました。今回も新しい案件で一件現調に伺いましたが、進展がありましたらまたご報告いたします。
(by畠山)

2014年11月30日日曜日

大船渡保育園、支援活動

11月27日、 大船渡保育園にて園児たちと一緒に球根と花苗植え込みの活動を行いました。
この日は外で作業しても良いくらいの小春日和で、プランターに培養土など準備するだけで汗をかいてしまいました。
今回は年長さんと年中さんの31名の園児と一緒に、ビオラの花苗と日本種苗協会さんからご支援いただいたチューリップとムスカリの球根を植えました。


子供たちは7月にも花植えを体験し、また毎日保育園で花のプランターを見守ってきたこともあってか、みんなお花を優しく扱うことができていました。 



「お花を植えるの楽しかった~!」と満足そうな子供たちと記念撮影のあとは、園庭にプランターを出す作業も最後までお手伝いしてくれました。
 園庭もパッと明るくなりましたね。


玄関脇には、7月に「たねダンゴ」を仕込んだプランターにまだ花が咲いていました。皆さんで大切に育ててくださった様子が伺えます。
なお今回の活動は、岩手県復興の担い手強化の助成を受けて実施したものです。




このあと陸前高田に向かい、吉田正子さん、鈴木先生、森の前花壇の皆さんとお会いして今後のことなどお話しを伺ってきました。
最後にフラワーロードの様子を見に行き、この日の活動を終了しました。

2014年11月22日土曜日

大槌町小鎚仮設住宅コミュニティーガーデン講習会

11月18日、仮設住宅の間にコミュ二ティーガーデンを作った小槌の仮設住宅で、秋の植え替えと寄せ植えの講習会を行ってきました。
当日は天気もよく、楽しく寄せ植えを作りました。
いつもお会いするメンバーに加え、新しい人たちもチラホラと。 


ここに来た当初からすると状況は相変わらず様々な問題があるのでしょうが、明るく花作りが出来るようになってきました。
講師は花巻市在住の吉池泉先生。
ビオラ、パンジーの苗を村上園芸さんにお願いしました。
寄せ植えを作った後に集会場でお茶を飲みながら花壇に植える宿根草についてレクチャーしていただきました。


セダムは、「これは簡単に増やせます」というと興味津々でカットしたものを皆さん持ち帰り増やしてみると張り切っていました。
あっという間の楽しい時間を過ごし仮設団地を後にしました。


講習会の前に箱崎の仮設住宅に行き先日御届けした公益社団法人日本家庭園芸普及協会様からの球根の様子と吉池先生から以前ご寄贈いただいたクリスマスローズの様子を見に行きました。





集会所の前には岩手大学の学生さん達が植えてくれたプランターがきれいに並び、集会場で作業をしていたうめさん達ともお会いできました。
郵便局となりの花壇もきれいに手入れされていました。

桜木町により花の会の澤口さんへ球根とビオラの苗土、プランターをお届けし住民の皆さんと一緒に植えていただくことになりました。
以前に植えたブルーベリーも順調に育っていました。


帰りにはローソン前の花壇に看板を設置してきました。
花壇は見違えるようにきれいに明るくなっていて、春にチューリップが咲くのが楽しみです。
チューリップ2000球は、日本種苗協会様からご支援いただきました。



皆様のレディーフォーへのご支援で実施することが出来ました。
本当にありがとうございます!


少し暗くなってきましたが、ベルガーディア鯨山さんにお邪魔してガーデンを見せていただきました。
近く道路のための工事がはじまり、すっかりと様子が変わっていました。
今年もたくさんの皆さんが見学にいらしたそうです。

今回の事業は岩手県復興の担い手強化事業の助成を受け実施することが出来ました。
花を通じた講習会を行ってきましたが、本当に皆さんが楽しそうにしながら新しいコミニケーションが生まれているのでとても嬉しく思いました。
 (by吉川)

2014年11月14日金曜日

花苗支援

13日、宮古市重茂へチューリップとムスカリの球根、パンジーの花苗をお届けました。
ここも震災後、継続的に花苗などの支援をしているところです。
お届けした花を前に、 「廃墟の町に色が添えられます」と副校長先生が喜んでくださいました。

「まだグラウンドに仮設があるので、児童も大変です」とも仰っていましたが、今年もそろそろ球根来るかなぁと心待ちにしていたそうです。
こんなにというほど嬉しそうでした。
校長先生も「わぁキレイ!」と、やっぱり嬉しそうでした。

(by藤村)

2014年11月2日日曜日

フラワーロード秋の植え替え

11月1日、陸前高田フラワーロード秋の植え替え会を開催しました。
週間予報ではこの日まで何とかお天気が持ちそう…だったのですが、現地に到着した時点で既に雨が降り出していました。



フラワーロードの植え替えは、なんだかんだ言っても毎回お天気に恵まれていたので、この日の雨は珍しいというか残念というか…。でも、そんなことは言ってられない!と、開会の挨拶の後、さっそく絆花壇の植え込みスタートです。


夏花壇のマリーゴールドやサルビアなどは事前に抜き取りをしていてくださったので、耕うん機で堆肥をすきこみ、次々とパンジー・ビオラの花苗を植えこんでいきます。


また、チューリップとムスカリの球根もジャクリーン方式で花壇に投げ入れ、落ちた所に植え込みをしました。
絆花壇側は6個の花壇がありますが、わずか30分ほどで植えこみ作業が完了!驚きの早さです!


この後、今回の集合場所とした追悼施設前の花壇に移動し、こちらではハボタンとパンジー・ビオラの花苗、そして数種混合したチューリップ球根をジャクリーン方式で植え込みしました。この頃には雨は本降り。すっかり濡れてしまいましたが、11時半頃にこちらの作業を終了しました。


本当なら青空の下、暖かい御汁とお握りで歓談しながらの昼食…という予定でしたが、この雨ではゆっくり食事することもできません。

一旦閉会とし、東京組と数名はこのままジャクリーン花壇の植え込みを続行、残れる方々は鳴石公民館に移動して昼食ということになりました。

公民館で前半・後半に別れた形で昼食を摂ったあと、球根と花苗を一つの鉢に植えこむ、ダブルデッカーの寄せ植え講習会を行いました。

また、ジャクリーン花壇に入れる「たねダンゴ」作りも行いました。植え替えから参加したお子さんたちも、楽しそうに寄せ植えとたねダンゴ作りを体験していました。



今回は生憎の天気の中での植え替えとなりましたが、それでも東京組13名を含む50名の方々にご参加いただきました。皆さん、お疲れ様でした!
(by畠山)