11月3日、陸前高田においてスイセンの球根植え付けイベントが行われました。
GreenFieldsでは2011年の東日本大震災以降、花と緑による復興支援「希望の花3.11プロジェクト」として陸前高田のフラワーロードに関わってきました。このフラワーロードには、故・柳生真吾さんによる「スイセンプロジェクト」から寄せられたスイセンのほか、春はチューリップやビオラ、パンジー、夏はサルビアにマリーゴールド、さらに宿根草など様々な植物が植えられてきましたが、2016年秋の嵩上げ工事に伴い中断することに…。その際に、花壇に植えられていたスイセン球根は掘り上げて、場所を移して育てられ続けました。
そして昨年、新たに整備された街に再びスイセンが植えられることとなり、今年は2年目となります。
これから植えるのは育て続けてきた球根たちのほか、「読売光と愛の事業団」の助成による2000球、復興支援で関わりのあった「浦戸諸島 海と花の物語」からの寄付777球、そのほか参加者の方が持ち寄った球根も加わりました。
現地に到着後、事前準備として球根を植える場所をスコップで掘り、堆肥を加えておきました。
そこに球根を配置…。
今年は植え場所が延長されたので、時間内に終われるか少し不安も。
参加者が集まりだし、準備も整ったところで開会式です。
主催の「陸前高田花の会」代表の佐藤新三郎さん、かつてのフラワーロードの代表、鈴木勝井先生、村上園芸さん、「陸前高田フラワーロードを応援し隊!」、さらに今年は北海道恵庭の内倉真裕美さんも駆けつけてくださいました。
簡単なレクチャーのあと、みんなで一斉に球根植えです!
しっかり根を張った芝に手こずる場面もありましたが、昨年よりは幾分楽な気も。
少しずつ移動しながら、せっせと手を動かす参加者の皆さん。
ゴールも見えてきました!
例年ならライトダウンでも着込むところですが、当日の最高気温は24度と11月とは思えない暑さになり、次々と上着を脱ぐ人続出。半袖姿も見えますね。
無事に予定通り、全ての球根を植え終わることができました。皆さん、お疲れ様でした!
このあとは恒例となった「お茶っ子タイム」!おしゃべりを楽しみながら、銘菓「かもめの玉子」や大福などを頬張って、疲れを癒やしました。
このあと、余力のある方にお手伝いいただき、津波復興祈念公園管理事務所前のコンテナの植え替えを行いました。
大型コンテナの土も入れ替え、パンジー、ビオラ、ラベンダーを植えました。
作業が終了したところで、村上園芸さん特製のカマ焼きが登場。美味しくいただきました!
次は、開花したスイセンに会いに行きたいですね!
昨年の活動の様子は、こちらでもご覧いただけます。