2016年12月5日月曜日

大槌町活動報告


12月3日、大槌町・心の復興事業として、屋敷前災害公営住宅において、クリスマスリース作りを行いました。


今回は盛岡市のフラワーアレンジメント講師・安倍一子さんに、コニファーの葉をふんだんに使った生リースの作り方を教えていただきました。

準備していただいた松ぼっくりやリボン、可愛いピックなども飾り付け、皆でワイワイガヤガヤとリース作りを楽しみました。
皆さん手作業が早くて、一時間ほどで素敵なリースができあがり!並んで記念撮影をしました。


手にしたリースには、先生から一人ひとり講評もいただきました。
そして作業の後は、お茶っ子タイム♪来年の予定なども話し合いました。


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午後はマストホールにおいて、おおちゃん花くらぶ主催の寄せ植え教室です。

材料をお願いした釜石園芸さんに作っていただいた見本を元に、ゴールドクレストとシクラメン、カランコエを寄せ植えにして、クリスマス用とお正月用の2種類のピックを飾ります。




先生の話に真剣に耳を傾ける参加者の皆さん。
昨年の事業で花壇作りに関わった方も多く、植物の扱いにも慣れた様子で、あっという間に寄せ植えが完成しました!

作業の後は、一足早いクリスマスケーキを頂きながら来年の予定などを話し合いました。


リースも寄せ植えも、見ているだけで心が和みます。花と緑を身近に感じながら、どうぞ良い年末年始をお過ごしください!
(by畠山)



2016年11月25日金曜日

滝沢市で花育活動

11月の初めから続く,子供達との花育活動。
17日は、滝沢市の柳沢保育園にお邪魔しました。
春の「たねダンゴ」キャラバンで見事な花を咲かせた保育園だったので、春も花いっぱいになればいいなと思いお邪魔しました。

当日は岩手山おろしが吹く中,、園庭で遊んでいた子供達は色とりどりのビオラを見つけたら「きれい!」「カワイイ!」と元気いっぱいにお出迎え。


用意したコンテナにダブルデッカーの球根植えを一緒にしました。初めてこんな植え方をしました!とても好評でした。
 ブランコの前の花壇にも植えて、記念撮影。残りの球根も後で花壇に植えていただくことになりました。



入り口には枝で作ったクリスマスツリーなどがあり、とてもいい環境で子供達が育っている様子でした。
来年が楽しみです!
ご協力いただきましたメンバーの皆さんありがとうございました!保育園の皆さんたくさんの笑顔をありがとう!
今回の花育は日本種苗協会様の支援で行うことができました。

(by吉川)

2016年11月12日土曜日

大槌町事業と花育

11月10日、大槌町立安渡保育所において花育を行いました。
こちらの保育所は昨年に続いての活動で、前回同様にプランターにチューリップとムスカリの球根と、ビオラの花苗を植え付けます。


先生のお話をよく聞いて、みんな上手に植え付けができました。

午後は「心の復興事業」で、屋敷前災害公営住宅の花壇にチューリップ、ムスカリ、スイセンの球根を植え、さらにビオラの花苗を植え付けます。

11月とは思えないほど冷え込んだ日でしたが、花植えを楽しみにしていらした住民の方々の手で、次々に球根と花苗が植えられていきました。
1時間半ほどで花植えの作業も終わり、長い花壇がパッと華やぎました。

作業後のお楽しみは暖かい集会所に移動して、お茶っこをしながらクリスマスに向けたキャンドルホルダーを作成しました。
これからの予定も話し合って、次回は皆さんでクリスマスリースを作ることにしました。


この後、久しぶりに小鎚の仮設住宅に伺い、住民の皆さんに集まっていただいてキャンドルホルダー作りを楽しんでいただきました。
できあがる頃には日も暮れて、この日の活動終了です。


一夜明けて11日は、釜石市立鵜住居幼稚園で花育を行いました。
あいにくの雨のため、玄関ホールで年長・年中・年少さんと分けての花植えになりました。


年長さんは、つい先日の遠足でベルガーディアさんでも球根を植えてきたとのことで、みんな上手に球根とお花を植えていました。

2016年10月28日金曜日

陸前高田フラワーロード作業&感謝祭


10月22日(土)、東日本大震災が発生した2013年から5年に渡り関わってきた陸残高田フラワーロードは嵩上げに伴い、この日が最後の花壇作業となりました。

秋晴れの中、地元の方々に東京からのグリーンアドバイザーのグループや県内外の方々をあわせ70名ほどが集まり、一斉に花壇の片付け作業に入りました。




花壇ではまだサルビアなどがキレイに咲いていましたが、未練を断ち切るように、バッサバッサとあっという間に片付けられ、花壇には抜き取った花の山が残るのみとなりました。


30分も経たないうちに、一行は絆花壇に。
こちらでも容赦なく、片付けが進みます。


予定より早いペースで作業が進み、ジャクリーン花壇の片付けも皆で行うことになりました。
最後はエノコログサの天国になっていましたが、こちらではラベンダーやスティッパ、クロコスミアなど移植可能なものは残し、一部は吉田正子さんの花壇に、また一部は今回スケジュールの都合で来られなかった東京組の方々へのお土産にもなりました。


ほぼ更地になった花壇には、まだチューリップや花ニラの球根が埋まっていて、お終いの方は皆で「宝探し」の状態に。
全部は掘り上げられないので、名残を惜しみつつ花壇を後にしました。

作業の締めに、記念の手ぬぐいを持って集合写真を…。



花壇作業終了後は、鳴石ヶ丘公民館に移動しての「感謝祭」です。
会場では装飾の花づくりをする人がいたり、台所では花壇作業ではなく賄いを努めてくださった方々が豚汁を作っていました。



「トマトプロジェクト」でお世話になった北海道の梅木社長直伝レシピで作ったという、東京のGA牧野さん特製のトマトカレーも大鍋で温められています。
リンゴや梨に手作りクッキー、地元のおやつ「鍋焼き」、雁月、いちじくのコンポートなども添えられ、豪華な昼食になりました。


芸達者な地元の方々、カラオケありダンスありで、最後は参加者一同で盆踊り状態に!
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後にGreen Fieldsから地元の皆さんに吉池さんに摘んでいただいたバラのブーケをプレゼントしました。



感謝祭終了後、東京組もまた陸前高田に咲く花たちに会いに来れるように…と、吉田正子さんの花っ子畑に球根を植えさせていただきました。


来年の春、また皆さんの笑顔とかわいい花たちに会えるのを楽しみに…この日の行程を終了しました。






2016年10月27日木曜日

大槌町事業

平成28年度心の復興事業による「大槌町花と緑のまちづくり」では、10月20日(木)に、屋敷前災害公営住宅の花壇に「たねダンゴ」をまきました。

あらかじめ住民の方々で草取りをしていただいた花壇に堆肥30袋と肥料をまいて、山田町から応援に来てくださった「グリーンハート山田」の藤原さんに機械で撹拌していただきました。

当日は強風が吹き付ける天候でしたが、さすが「ダンゴ作り」になれた皆さん!口も動かしながら手も動かす凄技で、あっという間に500個を超える「たねダンゴ」ができました。


できあがった「たねダンゴ」は花壇の後方に30センチ間隔で植え、水やりをして花壇の作業を終了。

その後、集会所に移動してお茶っこをしながら、次回の予定などを話し合いました。




翌21日は、昨年度岩手県復興の担い手事業で発足した「おおちゃん花くらぶ」のワークショップに参加しました。
これまでの振り返りを行い今後の方針を話し合う中、メンバーの皆さんから活発な意見が交わされ、時間が足りなくなるほどでした。

ランチを挟んで話し合いは続き、11月、12月の予定が見えてきたところで、この日の話し合いは終了。皆さん、お疲れ様でした!

明日の陸前高田に備え宿泊場所の一ノ関に移動する前に、箱崎の仮設に球根をお届けに伺いました。

周りの景色が随分と変わり、平屋の公営住宅も建ち始めていました。仮設にも「空き室」の表示が目につきましたが、元気な様子のウメさんにお会いできて、ホッとしました。