2017年3月19日日曜日

花とみどりの復興活動支援事業成果発表会

3月17日、福島県で開催された「花とみどりの復興活動支援事業成果発表会」に参加しました。

この会は公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会の主催により、東日本大震災の発生後に被災各地で行われた復興支援活動の成果報告や他団体との横断的交流を推進することを目的に開催されました。


当団体でも、NPOの前身となった「希望の花3.11プロジェクト」からご助力を得ていたことから、参加の運びとなりました。

当日は会場後方にパネル展示スペースが設けられ、各団体の活動を伝える掲示物が並びました。
岩手県内からは大槌町や宮古の団体も展示発表を、またお隣り宮城県の「花と緑の力で3.11プロジェクトみやぎ委員会」や、福島県、千葉県からの展示もありました。

午後1時からは、10団体の成果発表が行われました。
各団体の持ち時間は13分と限られていましたが、どの団体も熱心に、情熱を持って活動されているのが伝わってきました。



まだまだ復興への道半ばというところも多く、時間の経過とともに変化する状況や担い手問題など課題もありますが、他団体の活動を知ることはとても良い刺激にもなりました。

2017年3月5日日曜日

大槌・花と緑の交流会

3月4日、平成28年度心の復興事業として取り組んできた「大槌町花と緑のまちづくり事業」の締めとして屋敷前災害公営住宅集会所において、「花と緑の交流会」を開催しました。
この日は公営住宅の住民だけでなく、町内で花と緑の活動をしている方々や、心の復興事業に取り組んでいる方々など25名が参加しました。
開会の挨拶に続いて各テーブル内で簡単に自己紹介をしていただいたのち、「花と緑の力で3.11プロジェクト」の鎌田秀夫さんに、お隣り宮城県での活動の様子などプロジェクターの画像を見ながらお話いただきました。

花壇の排水を良くする工夫や、花壇の中に通路を設けることで雑草取りの負担を減らすなど実例を元にしたお話はとても為になり、花壇のビフォー・アフター画像には皆さん感動していた様子でした。

この後、事業の協力団体である公益社団法人日本家庭園芸普及協会の前田専務理事より協会の活動についてやグリーンアドバイザーについてのご紹介をいただきました。
また、GreenWorksの牧野さんからは女川の災害公営住宅での花壇活動の様子をご紹介いただきました。


次に「桜木町花の会」、赤浜の「はまゆり復元保存会」、「コミュニティプレイス」、「おおちゃん花くらぶ」など大槌町内で活動をしている団体の代表の方に一言ずつ活動についてお話いただきました。
ここで、誕生したばかりの屋敷前の花のサークル「すみれ会」のお披露目をしました。
小休止を挟んで、後半はプチワークショップとして、「大槌の花・みどり自慢」、「大槌の花みどり、これからのこと、やりたいこと」を、それぞれ付箋に書き出してグループごとにまとめてみました。
歩みは遅くても、一歩ずつ実現できると良いですね!


この後、今回のメインイベント(??)「花と緑のお楽しみクイズ」をしました。意外と知らない植物のあんなことやこんなこと、皆さん頭を捻ったり感に頼ったりの全5問で、大いに盛り上がりました!
ゆえに写真を撮り忘れてしまいましたが、見事全問正解された方は、花図鑑やアロマ石けんなど「お好きなものをどうぞ」と並べられた景品の中から「菊花蚊取り線香」を選ばれました。シブい!

和気あいあいと笑顔の中、最後に記念撮影をして交流会を終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!