2014年9月23日火曜日

秋の研修会のご案内

朝夕と冷え込む日も増え、岩手県内はすっかり秋の装いですね。
さて過日申請しておりました岩手県の助成金交付が決定したのを受け、下記の通り研修会を開催する運びとなりました。
講師は希望の花いわて3.11の頃から活動を支援下さっている、ガーデンデザイナー・佐藤麻貴子さんです。英国ハンプトンコートフラワーショー2012の画像とともに2013年版パンフレットでもご紹介しております。)

参加ご希望の方は、Green Fieldsまでメールにて9月26日までにご連絡下さい。

日時:10月2日(木)午後1時~受付、1時半~開始予定
場所:八幡平フラワーランドアクセス
内容:佐藤麻貴子さんを講師にお招きし、園内を見学しながら植物や植栽についてお話しいただきます。午後3時からはレストラン「花の森」にて、美味しいケーキと飲物でティータイムをとりながら英国ガーデニングについてスライドを交えながらお話いただきます。
また、ミニブーケの作成も予定しております。
会費:会員2000円、一般2500円

【講師プロフィール】
佐藤 麻貴子 氏:ガーデンデザイナー、ショーコーディネーター
英国のリトルカレッジで園芸学・ガーデンデザインを学び、チェルシーフラワーショーではコーディネーターとして庭造りに携わる。
東日本大震災後は「3.11ガーデンチャリティ」に参加、英国で募金活動を行う。
2012年ハンプトンコート・フラワーショーに陸前高田の奇跡の一本松を題材にして、ガーデンデザイナーとして出展。シルバーギルドを受賞。
デザイン事務所「makiko design studio」を立ち上げ、英国と日本を行き来しながら活動している。

2014年9月15日月曜日

たねダンゴ花壇お披露目イベントに参加

たねダンゴ花壇
9月13日(土)日本家庭園芸普及協会主催によるイベント「たねダンゴ花壇を満喫しよう!」に参加しました。
この花壇は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催をにらみ、「花と緑のおもてなしプロジェクト」のトライアルとして作られたものです。
今年の6月下旬には、当団体でもこの花壇にまくためのたねダンゴを作成しました。


Green Worksの牧野さんから挨拶
このトライアル花壇の様子はFacebookでも公開されているので画像で生育状況は見ていましたが、やはり全体像を直に見てみたいと思い、今回のお披露目会に参加しました。
花壇は、東京テレポート駅にほど近い場所。高層ビル群を背景に、百日草、コスモス、ハゲイトウなど色とりどりの花々が迎えてくれました。
その様子はまさに壮観!種の持つ力を、あらためて思い知らされる光景でした。

小杉先生による花壇案内
切り戻しを兼ねた花摘み

色とりどりの百日草
見事に咲きそろった花たちを前に、小杉先生からたねダンゴ花壇の概要について解説がありました。この日は好転に恵まれたのは良いのですが、予想以上に太陽が照りつけるし蚊に刺される恐れも…。詳細はこのあと会場を移してお話しくださるということで、参加者による切り戻しを兼ねた花摘みが行われました。



ワイワイとブーケ作り
この後一行は、セミナー会場に移動。そこで、たねダンゴについての詳しい解説を伺いました。今回は実習はありませんでしたが、参加者にはたねダンゴの元となる土、土こね時に加えるメネデール、元肥のマグアンプ、土の団粒化とミネラル補給のミリオン、仕上げのハイフレッシュ、そして協会ミックス種という「たねダンゴキット」が配られました。
また、摘み取ってきた花々で可愛いブーケも作りました。

すばらしい自由研究になりました!
その後は交流会となりましたが、その席で一同が感激したのは今回のイベントにも参加した女の子のこと。
たねダンゴ作りからおもてなし花壇への植え付け、その後の生育見守り、そして収穫までの一連を夏休みの自由研究としてまとめたそうで、その力作を会場にお持ちいただいたのです。


たねダンゴは種まきが楽しくなるだけでなく発芽成績もよく、このように花育にも役立つという実例を前にして、皆さん今後の活動の励みとなったようです。

こちらはJHBSのおもてなし花壇
 なお今回の会場周辺(テレポート駅と青海駅の間)には、他にもたくさんのおもてなし花壇が作られていました。散策にいらした方が花壇の側で記念撮影をする姿も見られました。
岩手県では2016年に「希望鄕いわて国体」が開催されるので、このように花いっぱいで来県される方々をお迎えできればいいなぁと思いつつ、会場を後にしました。
(by畠山)

2014年9月14日日曜日

埼玉GAの会研修会に参加

9月12日(金)、埼玉グリーンアドバイザーの会主催による研修会に参加してまいりました。
埼玉GAの会では100名ほどの会員を有し、年に6~7回ほど研修会を開いているとのことで、この日は40名を超える参加者が集いました。

今回の講師は「3.11ガーデンチャリティ」でご縁があり、イギリスでの募金活動や被災地花壇の種まきなどでもご尽力いただいてきた佐藤麻貴子さんです。

「英国ガーデン事情…今トレンドなガーデンカラー」と題して、プロジェクターで本場英国のガーデニングショーの様子などを投影しながら、その時代背景やムーブメントを交えつつ一時間半ほどお話いただきました。

お話しの中で、英国では自然を愛することは国民の誇りであり、「ガーデニングは私たちの国の文化」と胸を張って語る…ということを聞き、とても羨ましく思いました。
また、トレンドは誰が創りだすのか…というところでも大変興味深いお話しを伺うことができました。
Green Fieldsでも、今後様々な形での勉強会を企画していきたいと思っています。
(by畠山)

2014年9月10日水曜日

フラワーロード除草作業

9月9日、陸前高田フラワーロードにて除草作業が行われました。Green Fieldsからもお手伝いに参加しました。

当日は天気もよく10人ぐらいでの活動でしたが、鈴木先生は絆花壇側に専念。

ジャクリーン花壇の方は、Green Fieldsと他三名で作業を行い雑草を取り終えました。会員の遠藤さんが前日いくらか除草をしていてくれたので助かりました。




午前11時半にはすべての終了をすることができました。皆様お疲れ様でした!
(by藤村)

2014年9月9日火曜日

「希望の芽」打合せ

5月に開催された希望の芽の反省と、来年に向けて復興支援ブースの皆さんの話し合いが仙台のタカショーさんのショールームで行われ参加しました。
岩手の「ごきげんライフ」を基にしたイベントの3回目が仙台で行われることは嬉しい反面、六魂祭のように岩手や他の地域には来ないのかなと少しさみしいような気がしました。
岩手も頑張ろう!
(by吉川)

2014年9月8日月曜日

大槌町にて花植え活動

ホテル売店の冊子
9月6日、「三陸花ホテル はまぎく」にて、JTB社員のボランティア75名と一緒に花植えを行いました。
JTBの方々は、震災直後のがれき撤去からこの地に入って活動を続けています。
今回は5日の5時まで通常通りに仕事をして、その後新幹線とバスを乗り継いで夜遅くにホテルに到着、そして6日の朝8時から作業開始というハードスケジュールです。





総勢75名が揃いのTシャツで
開会式の後、前日に二宮さんと打合せをしたとおり、玄関前、テラス、デッキスペースのコンテナ、そして浜に降りて側溝の泥さらいをするチームに分かれて活動をはじめました。
皆さん普段はデスクワークが主ということでしたが、若さも手伝ってどんどん作業をこなしていきます。


コンテナチーム
テラスチーム

10時に一旦休憩を挟み、再び作業。お昼前までには、予定していた作業を終えることができました。
夏のような暑さの中、この日一番大変だったのは側溝の泥さらいチームでしょう。側溝に再び土が流入しないように、あるだけの土のうも積みました。
何人かは、ちょうどこの日ホテルで執り行われることになっていた結婚式会場のお手伝いもしたようです。




気持ちのいい汗をかいた作業後は閉会式と記念撮影をして、お疲れ様!のお風呂とカレーライスを頂き、JTBの一行とお別れしました。


この後、大槌町花と夢いっぱいプロジェクトの阿部さんと再び打ち合せ。今後のスケジュールなど詳細を詰めることができました。
最後に小槌のコミュニティガーデンに立ち寄ってから、帰路につきました。



今回の行程の中で、秋の植え替え計画なども具体化してきました。また近くなりましたら、このブログやFacebookなどでご案内したいと思います。
 (by畠山)

2014年9月7日日曜日

現地視察&打合せ

9月5日、花壇の現地視察と今後の活動の打合せのため、沿岸に伺いました。
盛岡を出発するときは土砂降りでしたが、幸い現地に到着する頃には雨も上がり、汗ばむ陽気となりました。
まずは陸前高田の森の前花壇に向かい、ガーデンデザイナーの二宮さんと合流。
花壇ではクレオメの花などが咲き乱れ、まだまだ楽しめる状態ですが、11月には嵩上げが始まるので、宿根草たちはその前に大船渡病院や大槌の花壇など各所にお嫁入りの予定です。

フラワーロードの様子も見てきました。絆花壇、タピック前は先日の除草作業のお陰できれいな状態を保っていましたが、ジャクリーン花壇の方がお手入れができていないので、エノコログサとカヤツリソウの天国になっていました。ここは後ほど除草していただくよう、メンバーの方にお願いをしました。


その後、大槌町にある「三陸花ホテル はまぎく」に移動して明日の活動の事前準備を行ってから、ローソン前花壇の様子を見に行きました。
子供たちと植えた種ダンゴからは、立派なコスモスとジニアが花を咲かせていましたよ!



午後3時半からは大槌町役場にて町の担当者と産業振興部の方々、大槌町花と夢いっぱいプロジェクトの阿部さん、そして二宮さんを交えて今後のことを話し合いました。

大槌町の花である新山つつじ、皇室とも縁のあるシンボリックなハマギクといった植物と町の関わりあいなど、有意義な話し合いができたものと感じました。
画像は、帰り際に役場前の津波から生き残ったイチョウの木を背景に…。


この日は、「花ホテル はまぎく」で更に夜まで打合せなど行い、明日に備えて早目に就寝しました。
(by畠山)

2014年9月1日月曜日

ご支援ありがとうございます!

初のクラウドファンディング、今回のプロジェクト【被災地大槌町に子どもたちと未来への希望をこめた花壇を作りたい】はREADYFORの特集企画「地球のためにあなたができること」に掲載されています。
https://readyfor.jp/feature/08


ポツポツと支援の引き換え予約が入っておりますが、皆さんのフェイスブックでのシェア、ツイッターでのリツイートなどさらなる拡散のご協力とご支援を賜りたく、よろしくお願いいたします!