2014年9月15日月曜日

たねダンゴ花壇お披露目イベントに参加

たねダンゴ花壇
9月13日(土)日本家庭園芸普及協会主催によるイベント「たねダンゴ花壇を満喫しよう!」に参加しました。
この花壇は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催をにらみ、「花と緑のおもてなしプロジェクト」のトライアルとして作られたものです。
今年の6月下旬には、当団体でもこの花壇にまくためのたねダンゴを作成しました。


Green Worksの牧野さんから挨拶
このトライアル花壇の様子はFacebookでも公開されているので画像で生育状況は見ていましたが、やはり全体像を直に見てみたいと思い、今回のお披露目会に参加しました。
花壇は、東京テレポート駅にほど近い場所。高層ビル群を背景に、百日草、コスモス、ハゲイトウなど色とりどりの花々が迎えてくれました。
その様子はまさに壮観!種の持つ力を、あらためて思い知らされる光景でした。

小杉先生による花壇案内
切り戻しを兼ねた花摘み

色とりどりの百日草
見事に咲きそろった花たちを前に、小杉先生からたねダンゴ花壇の概要について解説がありました。この日は好転に恵まれたのは良いのですが、予想以上に太陽が照りつけるし蚊に刺される恐れも…。詳細はこのあと会場を移してお話しくださるということで、参加者による切り戻しを兼ねた花摘みが行われました。



ワイワイとブーケ作り
この後一行は、セミナー会場に移動。そこで、たねダンゴについての詳しい解説を伺いました。今回は実習はありませんでしたが、参加者にはたねダンゴの元となる土、土こね時に加えるメネデール、元肥のマグアンプ、土の団粒化とミネラル補給のミリオン、仕上げのハイフレッシュ、そして協会ミックス種という「たねダンゴキット」が配られました。
また、摘み取ってきた花々で可愛いブーケも作りました。

すばらしい自由研究になりました!
その後は交流会となりましたが、その席で一同が感激したのは今回のイベントにも参加した女の子のこと。
たねダンゴ作りからおもてなし花壇への植え付け、その後の生育見守り、そして収穫までの一連を夏休みの自由研究としてまとめたそうで、その力作を会場にお持ちいただいたのです。


たねダンゴは種まきが楽しくなるだけでなく発芽成績もよく、このように花育にも役立つという実例を前にして、皆さん今後の活動の励みとなったようです。

こちらはJHBSのおもてなし花壇
 なお今回の会場周辺(テレポート駅と青海駅の間)には、他にもたくさんのおもてなし花壇が作られていました。散策にいらした方が花壇の側で記念撮影をする姿も見られました。
岩手県では2016年に「希望鄕いわて国体」が開催されるので、このように花いっぱいで来県される方々をお迎えできればいいなぁと思いつつ、会場を後にしました。
(by畠山)

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