2015年11月1日日曜日

フラワーロード植え替え会

かねてご案内しておりました通り、10月31日(土)すっかり恒例となった陸前高田フラワーロード秋の植え替え会を開催しました。
昨年は冷たい雨に見舞われて難儀をしたので天候が心配でしたが、空は晴れ渡り風もさほど強くはなく、絶好の植え替え日和となりました。

鈴木先生からご挨拶
Green Fieldsスタッフは午前8時半頃に集合場所となる追悼施設前(旧・タピック)に到着。
既に現地の方が数名いらしていて、受付もそこそこに「今のうちにジャクリーン花壇の除草に行ってくるよ!」と嬉しいお申し出。では開始時刻まで…と、ありがたくお願いすることにしました。



色とりどりのパンジー・ビオラ
三々五々、住民の方々が集まって受付を済ませ、午前9時半に鈴木先生からご挨拶をいただき、作業開始です!
まずは絆花壇から、村上園芸さんとガーデンプランツ工藤さんにご準備いただいたパンジー・ビオラと、日本種苗協会さんからの支援球根を植え付けていきます。


ここはこうして、こう!
頑張って植えるよ!
作業前に、花苗や球根の配置はどのように?…と思っていたのですが、心配は無用でした。「苗の間隔はこのくらい」とか「花壇の奥行きが広いから、手入れのための通路が必要」などと、住民の方々が率先してテキパキと作業を進めていました。

この植え替え会の後で花壇を管理をするのは住民の方々なので、皆さんのやりやすい形にするのが一番ということで、「右へならえ」で次々に花苗と球根が植えられていきました。

絆花壇の様子を追いかけるように、追悼施設側からも花苗が配置され、人海戦術で見る間に花と球根が植えこまれていきます。


皆さんお疲れ様でした!
正午前には、絆花壇から追悼施設前までフラワーロードが見事に繋がりました!

お疲れ様!の挨拶の後、お楽しみの昼食は、おにぎりとサンマのつみれ汁です。 差し入れの雁月や豆餅、いちじくのコンポートなどでお腹いっぱいになりました♪


今回の参加者は総勢80名でした
回を重ねるごとに皆さんが作業に慣れていく様子はこれまでにもお伝えしてきた通りですが、今回は住民の方々に引っ張られるように作業を進める形となって頼もしさを感じるとともに、フラワーロードが「地域住民の花壇」として蘇ってきたことを実感しました。


この後、東京組一行と午後もお手伝いいただける方が残り、ジャクリーン花壇に向かいました。
雑草天国だったジャクリーン花壇では除草の後に堆肥をまいて、パンジー・ビオラと家庭園芸普及協会さんからの球根を植え付けました。
向かい側も、こざっぱりと
束ねられた稲藁…もといスティッパ
朝のうちに住民の方に除草作業していただいたおかげで、予定より早く作業を終えることができました。
こちらでも記念撮影
すっかりキレイになりました
 これにて2015年のフラワーロード植え替え会は終了です。皆さんお疲れ様でした!

このあと東京組一行とGreen Fieldsスタッフは、吉田正子さんの花壇、陸前高田箱根山の復興庭園「希望の庭」を視察。箱根山テラスで休憩を取り、それぞれ帰路につきました。
希望の庭
皆さんから一言ずつ今日の感想を

今回、予想以上にたくさんの方々に集まっていただき、無事植え替え会を終えることができました。ありがとうございます。
何がしか活動の度ごとに反省点や新たな課題・問題などが出てくるものですが、今回もしかり…。そういった反省を今後に活かして、少しずつですが進歩していければと思います。
(by畠山)

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