12日(木)午前10時から、大槌町安渡保育所において年少さんと年中さん15名を対象にした花育を行いました。
プランターに土を入れチューリップの球根を植え付け、さらに土を入れてビオラの花苗とムスカリの球根を植え付けるダブルデッカーの手法で植え込みを行いました。
保育所の先生たちの手も借りて、3歳の年少さんも腕まくりして頑張ってお花を植えました。植え終わった後には「お礼に」とみんなで「こぎつねコンコン」の歌を歌ってくれました。素直でとても頑張り屋さんの子どもたち、並べたプランターに自分たちでお水やりもしていました。
お昼を挟んで、午後は小鎚のコミュニティーガーデンに向かいました。こちらでは角形プランターに、保育所同様にダブルデッカーで寄せ植えを作りました。
当初、参加予定は5~6名ということだったのですが、皆さんお花が恋しかったのか、最終的に15名の参加者となりました。
こちらでは何度か寄せ植え教室を行っているので、手慣れた皆さんはあっという間に寄せ植えを完成させ、引き続き屋内で多肉植物の小さな寄せ植え教室を行いました。
前に訪れた際に講師の吉池泉さんから多肉植物について講話をいただいていたので、皆さん興味津々。集中して作品作りに取り組んでいました。
この日のスケジュールは盛りだくさん!小鎚を後にして、次は「第1回コミュニティーガーデン講座」を行った「C-Cafe」で、多肉の寄せ植え講座です。
こちらにも12名の方にご参加いただき、多肉植物の特性など吉池さんに解説いただき、小さな寄せ植えに取り組みました。
講座終了後にはお時間に余裕のある数名の方にご協力いただき、翌週に迫った「花と緑の文化祭」に使用するラベンダーの栞作りをお手伝いいただきました。ありがとうございました!
12日は、合宿状態で夜遅くまで打合せを行いました。
翌13日は朝一番に箱崎に向かい、(公財)日本家庭園芸普及協会 様からの支援球根などをお届けしました。ウメさんもお元気そうでした!
こちらは以前ちょっとだけご紹介した「花のみちプロジェクト」の関連で、また何らかの繋がりも出てきそうです。
午前10時から、役場庁舎の会議室において、21日に開催される「花と緑の文化祭」の関係者が集まり打ち合わせを行いました。これからの活動に向け、実りあるイベントにするために様々な意見が出されました。
打合せの後はお昼をはさみ、午後は吉里吉里の仮設団地に伺って寄せ植え教室を行いました。こちらも鉢の形は違いますが、昨日と同じようにダブルデッカーで植え込みます。
この手法での植え付けはこちらではまだ珍しいようで、皆さん春が楽しみだとおっしゃっていました。
このあとバタバタと合宿所となったGreen Villaに戻り、口と手と同時進行でタイムリミットまで作業。打合せが未消化でしたが、後はネットを活用して…ということで大槌を後にしました。
分刻みで細切れのように見える今回の活動も、今後の大槌町の花と緑のまちづくりにつなげていくためのもの。地道ですが、少しずつ皆さんに関心を持っていただき、より多くの方に花と緑のまちづくりに関わっていただければと思っています。
また今回伺った保育所では、来年の国体ばかりでなくラグビーのワールドカップまで花いっぱいを継続していきたい!というお話もありました。一過性のものでなく、花と緑の文化が根付いていくといいですね。
なお今回使用したチューリップとムスカリの球根は、日本種苗協会 様よりご支援いただきました。そのほか花苗などはflag様のご支援と、岩手県復興支援の担い手の運営力強化実践事業の助成によるものです。皆様のご支援、ありがとうございました。
(by畠山)
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