飛行機の時間が合わなかったため、東京組と別れて後泊というオマケが付いたGreen Fields組。せっかくなので、「3.11ガーデンチャリティー」でお世話になった内倉真裕美さんを訪ねることに。
恵み野で「花カフェきゃろっと」を営む内倉さんはたくさんの肩書を持ち、花の街づくりにも貢献するパワフルな女性です。
朝から押しかけた私たちに、近隣のオープンガーデンを案内してくださいました。
鈴木邸では、何でも手作りしてしまうご主人の力作が至るところにありました。積雪に備えて、すべて畳んで収納してしまえるように作るなど、このあたりは手作りならではでしょう。
左は、ブルーガーデンと呼ばれている杉若邸。
昨日の雨で傷んだものもあるということでしたが、ダメージを感じさせない爽やかで素敵なお庭でした。
この後、通りに面したお庭を拝見しながら歩き(なんという贅沢!)、最後はバラのお庭の池田邸へ。きっちりとエッジを切った芝生と優しい雰囲気のバラたちのコントラストが印象的でした。
慌ただしく恵み野のお庭を拝見し、まだまだ見足りないところもありましたがGreen Fields組も帰路につくことに。
心配した台風の影響も受けず、無事岩手に帰りつきました。
北海道ガーデン視察・総括
三尺バーベナのラインも美しく… |
その広い大地がなせる技なのか、どこを訪れても植物たちが大きく育っていて、そしてどれもスックと上に伸びていたのが印象に残りました。
中でもクレマチスと芝生、コニファーが群を抜いて美しく、東京よりは気候が近いと思われる岩手でも、やはり「違うな~」と感じさせられました。
また北海道では、2001年から内倉さん、梅木さんによる「ブレインズ種まく私たち」でイエローブック(オープンガーデンを紹介する冊子)を発行していますが、先に紹介した「北海道ガーデン街道」や各地域でもオープンガーデンマップがあるなど、その浸透ぶりには目を見張るものがあります。まさに「ガーデンアイランド北海道」に名に相応しいと感じましたが、それでも英国に根付いたチャリティーのためのオープンガーデンには程遠い…とは内倉さんの言。
2015年は「北海道ガーデンショー2015 大雪」が開催される運びとなっていて、日本を代表するガーデン都市としてますます注目されることでしょう。
東北・岩手でもオープンガーデンがごく普通の事として浸透して、こんなふうに花と緑のある街が広がっていくと素晴らしいなぁと感じました。
(by畠山)
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